「Bunkamura Produce 2026」開催。オペラ第3弾《フィガロの結婚》の舞台美術を隈研吾が担当
Bunkamura オーチャードホール以外の外部ホールで、音楽、舞台の自主制作や主演公演を実施する企画「Bunkamura Produce」。オペラ第3弾となる「Bunkamura Produce 2026」では、《フィガロの結婚》の上演が2026年2月に決定。舞台美術を隈研吾が担当する。

Bunkamura オーチャードホール以外の外部ホールで、音楽、舞台の自主制作や主演公演を実施する企画「Bunkamura Produce」。東急線・都立大学駅にあるめぐろパーシモンホールとタッグを組んだモーツァルトのオペラ・シリーズ第3弾となる「Bunkamura Produce 2026」では、2026年2月に《フィガロの結婚》の新制作上演が決定した。
鈴木優人が首席指揮者を務め、海外での評価も高い古楽器オーケストラと合唱団「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)」による演奏と、最高峰の歌手たちによる本シリーズは、「Bunkamuraらしさ」の表現のひとつとして、世界的なアーティストとコラボしたオペラ作品を展開する。過去には、千住博とのコラボレーションで第1弾《魔笛》(2024年2月)、杉本博司とのコラボレーションで第2弾《ドン・ジョバンニ》(2025年2月)を上演している。
第3弾の今回は、建築家・隈研吾が舞台美術を担当する。隈はイタリア・ナポリのサン・カルロ歌劇場にて一度オペラの舞台美術を手がけているが、日本では初となる。自然に囲まれた立地にあり、どこからも舞台を近くに感じられる約1000席のホールである「めぐろパーシモンホール」の大ホールを舞台に、隈設計のザ・キャピトルホテル東急を思わせるモチーフが特徴となる「架空のホテル」が展開される。
なお、演出は第1弾から継続して飯塚励生が担当し、衣裳デザインはファッションデザイナー・丸山啓太が初のオペラ衣裳デザインに挑戦する。