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第73回

WORLD REPORT「ニューヨーク」:ステレオタイプの向こう側へ──グリーンランド、黒人肖像、越境の手触り

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2026年4月号の「ニューヨーク」では、MoMA PS1で開催された「イヌーテック・ストーク:もうすぐ夏が終わる」展と、ケイシー・カプランで開催された「ジョーダン・カスティール:壁の穴をひまわりで覆う」展、アリソン・ブラッドリー・プロジェクツで開催された「タミコ・カワタ:トゥギャザー II(ウォーターフォール)」展について國上直子が考察する。

2026.5.20

福島・浜通りの12市町村が舞台。「ハマカルアートプロジェクト2026」が地域滞在と表現活動を支援

福島県の浜通り地域を中心とする12市町村で、アーティストによる滞在制作を支援する「ハマカルアートプロジェクト2026」の公募がスタートした。4年目を迎える同プロジェクトは、地域住民との交流や土地の歴史・文化との出会いを通じ、新たな創造活動を育む取り組み。アーティストのみならず、アーティストと協働する団体・事業者も対象となる。

2026.5.19

江戸時代から戦後の財閥解体まで、三井の歴史資料1万5000点がオンライン公開。三井文庫初のデジタルアーカイブ事業が始動

三井グループおよび公益財団法人三井文庫が、三井グループ350周年を記念した「三井文庫所蔵史料デジタルアーカイブ事業」の一環として、所蔵する貴重な歴史資料約1万5000点の画像公開を開始した。江戸時代の総決算帳簿から近代の財閥最高意思決定機関の記録まで、日本の企業史・経済史を紐解く一級の史料が世界に向けて無料公開される。

2026.5.19
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なぜモダニズム建築は壊されてしまうのか。専門家・松隈洋が語る、いま私たちに問われていること

丹下健三による代表作のひとつ、旧香川県立体育館(通称「船の体育館」)の解体が進んでいる。なぜこのようなモダニズム建築は壊されてしまうケースが相次ぐのか。その背景と、モダニズム建築を守るために必要なことを近代建築史の専門家である神奈川大学教授・松隈洋と考える。

2026.5.17

LVMH メティエ ダールがパリで特別展を開催。日本の伝統素材「和紙」の新たな可能性を提示

フランス・パリで、LVMHの工芸部門である「LVMH Métiers d'Art」が、日本の優れたクラフツマンシップに光を当てる特別展の第2章として、「WASHI ~ the art of crafting paper, where tradition unlocks innovation」を開催する。会期は2026年5月28日〜6月3日(一般公開は5月30日のみ)。

2026.5.17

「―モンスーンに吹かれたように― 大移動と交流のアフリカ‐アジアの現代美術」(岐阜県美術館)会場レポート。境界を越えるために必要なものとは

岐阜県美術館で、日本を含むアジアと、アフリカという両地域をつなぐ交流の足跡を現代美術を通して考える企画展「―モンスーンに吹かれたように― 大移動と交流のアフリカ‐アジアの現代美術」が6月14日まで開催されている。会場をレポートする。

2026.5.16
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対談:なみちえ×吉國元。「横断者」として生きる。日本とアフリカのはざまで模索する、アイデンティティと表現

現在、岐阜県美術館で開催中の「―モンスーンに吹かれたように―大移動と交流のアフリカ–アジアの現代美術」展(3月13日~6月14日)。その出展作家である2人、アーティストやラッパーとして活動するなみちえと美術家・吉國元の対談が実現。ガーナと日本にミックスルーツを持つなみちえと、ジンバブエで生まれ日本へ移住した経験を持つ吉國、2人がそれぞれ歩んできた道のりと、いまなお根深く残る偏見や差別、そしてそれらの経験と切り離すことのできない自身の制作のあり方について話を聞いた。

2026.5.16
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なぜウルス・フィッシャーは、自分自身を溶かし続けるのか

自らをかたどった彫刻が、会期中にゆっくりと溶け崩れていく。東京・北青山のファーガス・マカフリーで開催されている、ウルス・フィッシャーの日本初個展「間違い探し」。鏡像のように並置されたふたつの“自己像”を通して、フィッシャーはコピーと実像、人工と自然、そして「イメージ」とは何かを問いかける。来日したアーティストに、美術家・美術批評家の石川卓磨が話を聞いた。

2026.5.15