ムーンアートナイト下北沢2025

　下北沢周辺エリアで「ムーンアートナイト下北沢2025」が開催される。

　本展は、東京都世田谷区の下北沢エリアを舞台に開催される「月」をテーマとしたアートフェスティバルで、2022年から毎年開催され、今年で第4回を迎える。アートを軸に、音楽、演劇、食など、シモキタならではのカルチャーやコミュニティが一体となり、地域に根ざした新たな価値や賑わいを生み出すことを目的とする参加型フェスティバルである。

　4年連続で登場するのは、「下北線路街 空き地」に展示するルーク・ジェラム（Luke Jerram）による直径7メートルの《Museum of the Moon》。また、英国のネリー・ベン・ハユン＝ステパニアンによる《Schrödinger’s Cats》がBONUS TRACK隣接駐車場にて日本初展示される。さらに、東北沢駅屋上（改札外）には、日本のアーティスト 森貴之による天体インスタレーション《Uranometria》を展示。加え、萩原朔太郎をモデルとした没入型演劇《猫町》が初開催される。

　音楽分野では、シンガーソングライターの永原真夏がテーマソング「ムーンライト」を書き下ろし、下北線路街 空き地でのライブ（9月26日）や地域商店街での楽曲放送も実施。また、「下北沢SHELTER」や「BASEMENTBAR」などのライブハウスでも、月をテーマとした音楽イベントが行われる。そのほか、アート展示、ワークショップ、グルメ企画など、地域施設・店舗による約100の関連プログラムも展開される。