「寛永行幸四百年祭」が京都で開催。江戸時代の「寛永文化」が令和によみがえる
2026年、京都を舞台とした新たなイベント「寛永行幸四百年祭」が開催。「寛永行幸」にまつわる様々な催しや展覧会が実施予定となっている。

2026年、京都を舞台とした新たなイベント「寛永行幸四百年祭」が開催される。
「寛永行幸(二条城行幸)」とは、寛永3年(1626)、徳川幕府が後水尾天皇を二条城に迎え、5日間に渡って様々なもてなしを行った、江戸時代最大級とも言える行事だ。公武融和と平和の到来を象徴したその祭りは、当時の京都を熱狂させたという。また、この時代には学問や芸術が発展し、「寛永文化」も誕生した。その行幸から400年に当たる来年の2026年には、これを記念した様々なイベントが開催される予定となっている。

泉屋博古館
例えば、当時の将軍・家光に導かれ、後水尾天皇ら朝廷方が御所から二条城へ赴いた際の9000人にも及ぶ煌びやかな行列を再現する「行幸行列再現イベント」(2026年12月6日)が開催予定。行列の主要シーンを再現するため、京都御所から二条城東大手門までの2キロメートルの道を、数百人規模の行列と雅楽の演奏で再現するという。
また、このプレイベントとして「ミニチュア人形展示」(10月31日~12月7日、元離宮二条城・番所)も実施。「風俗博物館」の4分の1スケールのミニチュア人形を活用し、寛永行幸行列の一部を表現した展示が行われる。





















