横尾忠則が手がけたレコードジャケット、代官山 蔦屋書店に集結
アナログレコード専門店 Face Recordsを展開するFTF(エフティエフ)株式会社が、長年にわたり収集・研究を重ねてきた横尾忠則のレコードおよびCDジャケット作品群を代官山 蔦屋書店で展示・販売する。

アナログレコード専門店「Face Records」を展開するFTF(エフティエフ)株式会社が、横尾忠則のレコードおよびCDジャケット作品群を厳選し、代官山 蔦屋書店で展示・販売する。会期は9月15日~30日。
横尾は、アメリカのラテン・ロック・バンド「サンタナ」が1973年に初来日した際に行ったライブをレコード化した『ロータスの伝説』を22面体のレコードジャケットとしてデザイン。音楽とアートの融合という視点において、日本の音楽史に大きな足跡を残した。


この『ロータスの伝説』が1974年にリリースされてから50年が経ち、アナログレコードの復権とともに、ジャケットアートの再評価が進むいま、横尾がデザインを手がけた様々なアーティストのレコード・CD作品の革新性に光を当てるのが今回の展示だ。
会場では、1960年代のポップでサイケデリックなグラフィック作品から、10年代の精神的・象徴的なコラージュ作品、80年代以降の絵画的表現まで、横尾作品の変遷をたどるように100点超のコレクションが並ぶ。なかには横尾と現代音楽家・一柳慧がニューヨークで制作し、実験的音楽とアートが融合した『オペラ横尾忠則を歌う』などもラインナップ。横尾ファンは見逃せない機会となりそうだ。


