東京都美術館が企画展「つくるよろこび 生きるためのDIY」で「キッズ+U18デー」を開催
東京都美術館で開催中の企画展「つくるよろこび 生きるためのDIY」で、子供とその家族がゆっくり展覧会を楽しめる「キッズ+U18デー」が8月25日に開催される。

東京都美術館で開催中の企画展「つくるよろこび 生きるためのDIY」で、子供とその家族がゆっくり展覧会を楽しめるよう、休室日を特別にオープンする「キッズ+U18デー」が8月25日に開催される。
本展は、DIY(Do It Yourself / 自分でやってみる)の手法や考え方に関心を寄せる、5組の現代作家と2組の建築家を紹介するもの。身の回りのものでつくる作品や、多様な人が関わる場のデザインに加え、震災や経済的な事情により多くのものを失った人々の切実な営みにも焦点を当てているのが特徴だ。鑑賞を通じて、自分なりの方法と感覚を頼りにつくるDIYと「生きること」のつながりを考えるきっかけとなるだろう。会場レポートはこちら。
また当日は、アートの楽しさを親子で共有し、作品への理解をサポートする展覧会ファシリテータ「つくるん」と一緒に展覧会を楽しむことができるほか、気に入った作品のスケッチに挑戦することができるボードも貸出を実施。さらに、美術館で楽しく過ごすための4つの約束が記載されたカードや、先着100名には同展のオリジナルステッカーも配布されるという。
なお館内には、授乳室やおむつ替えスペースが設置されているほか、ベビーカーの貸出も受け付けている。なかなか親子で美術館に足を運ぶ機会がないという方にこそ、おすすめしたいイベントだ。

撮影=井手大