書の詩（うた）を聴け

　WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOで「書の詩（うた）を聴け」が開催されている。

　本展は、戦後の「前衛書」の歴史と言説を再検討し、「詩」というキーワードを通じて、拡張した現在の書表現の在り方を新たに提示しようとするもの。

　今回の展示では、新たな視点で戦後書史を見直し、既存の言説では見過ごされてきた書表現の新たな可能性を見出す。そして、広義の「詩」を接点、媒介とすることで、書と「現代美術」の関わりや共通点を探っていく。

　参加作家は、秋山青桃、うどよし、大木裕之、柿下木冠、堅田尚、小木太法、佐藤達也、下村悠天、武士桑風、手島右卿、中ザワヒデキ、藤城嘘、藤山恵太、莚平桃太郎、森靖、山本大廣、濾過食。

　キュレーターに、黒瀬陽平、佐藤達也（キュレーション協力）。