EXHIBITIONS

エイドリアン・バーグ:無限の庭園

2026.01.24 - 04.12

エイドリアン・バーグ シェフィールド公園1985-86年秋 1985-86 広島市現代美術館蔵

 広島市現代美術館で「エイドリアン・バーグ:無限の庭園」が開催される。

 エイドリアン・バーグ(1929〜2011)は、イギリス・ロンドン生まれ。英文学や教育学を学んだのち、1961年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業した。初期には数学的・科学的思考にもとづく画面分割と再構成による絵画に取り組み、60年代初頭からはアトリエの窓から見えるリージェンツ・パークを描き始めた。

 70年代末以降は庭園風景を集積した作品を制作し、80年代からはイギリス各地の公園や庭園を主題とした制作を展開。日本では82年の「今日のイギリス美術」展で本格的に紹介された。バーグはキャリアを通じて一貫して風景画を描き続け、とくに60年代から約20年間にわたり、リージェンツ・パークを繰り返し主題としてきた。ひとつの画面に複数の空間表現や異なる時間軸を織り込む手法は、その後、イギリス各地の庭園や旅先の風景へと展開していく。

 本展では、初期作から晩年の作品まで、約50年に及ぶ画業を、関連資料とともに紹介する。