大阪中之島美術館で「つくる女性の100年」展が来年開催。女性作家たちが切り拓いた活動の歩みをたどる
大阪中之島美術館で、20世紀初頭から現代までの約100年にわたる女性の作家たちの歩みをたどる展覧会「つくる女性の100年」が開催される。会期は2027年1月9日〜3月22日。

大阪中之島美術館で、20世紀初頭から現代までの約100年にわたる女性の作家たちの歩みをたどる展覧会「つくる女性の100年」が開催される。会期は2027年1月9日〜3月22日。
本展では、50名を超える作家たちそれぞれの試みを、各々が置かれた社会状況やライフストーリーとあわせて紹介する。困難に立ち向かい道を切りひらく者、家庭生活のなかから表現の糸口を見つけ出す者、自分の身体を通して社会に向きあう者などによる様々な実践と、彼女たちにとっての「つくること」の意義やその可能性を、現代を生きる人々にひらく試みとなる。
女性作家の道筋を切り拓いたパイオニアたち
展覧会は全10章で構成。第1章「1920s – 1940s 道筋を切りひらいたパイオニアたち」は、日本画家・上村松園(1875〜1949)や、洋画家・三岸節子(1905〜1999)などの女性美術家のパイオニアたちを取り上げることからスタートする。女性が主体的に表現することが極めて困難な時代のなか、作品をつくり、発信し、後継のための領野をつくり出したその活動を紹介する。

女性作家は男性と比較すると、社会慣習上モチーフが制限されており、女性像は扱うに相応しい画題のひとつとされてきた。そうした制限のなかでも作家たちは、画家としての葛藤を自画像に込める者、女性労働者に目を向ける者、華やかでモダンな生活を描く者、戦時下の不安や苦しみを描写する者など、それぞれの個性を発揮した。第2章「1920s – 1940s 女性はいかに女性を描いたか」では、女性が描いてきた女性の姿に、作品を通じて注目する。
第3章「1950s – 1970s 欧米への渡航と挑戦」では、ニューヨークで独自の絵画表現を完成させた草間彌生(1929〜2026)や、国際的な前衛芸術家グループ「フルクサス」の結成に関わったオノ・ヨーコ(1933〜)、そこに参加した塩見允枝子(千枝子、1938〜)などを紹介。従来にない挑戦的な活動を行った女性作家たちの表現にせまる。














