2026.10.7

「ミルトン・エイヴリー」展(仮称)が東京国立近代美術館で2027年10月に開催

東京・竹橋にある東京国立近代美術館で、「ミルトン・エイヴリー」展(仮称)が開催される。会期は2027年10月9日~28年1月30日を予定している。

ミルトン・エイヴリー《草を食むブラーマン種の牛》(1952)キャンバスに油彩 111.8×137.2cm ミルトン・エイヴリー・トラストおよびワカス・ワジャハット
前へ
次へ

 東京・竹橋にある東京国立近代美術館で、「ミルトン・エイヴリー」展(仮称)が開催される。会期は2027年10月9日~28年1月30日を予定している。

 ミルトン・エイヴリー(1885〜1965)はアメリカ出身の画家。その作風は繊細な色彩と平坦な画面を特徴とし、素朴ながらも周到に計算された構成で知られる。マーク・ロスコ、バーネット・ニューマン、アドルフ・ゴットリーブら、のちにアメリカ抽象表現主義を担う画家たちに影響を与え、アメリカ美術の転換点において重要な役割を果たした。同時代の流派やグループに括りがたい独自の表現を追求し、美術史のなかで独自の立ち位置を占めてきたが、世代や地域を超えて、多くの画家たちに参照され続けている。

《門前のロバ》(1946)キャンバスに油彩 76×101.6cm ミルトン・エイヴリー・トラストおよびワカス・ワジャハット
《髑髏のある静物》(1946)キャンバスに油彩 71.1×91.4cm ミルトン・エイヴリー・トラストおよびワカス・ワジャハット

 本展は、日本で初めてエイヴリーを本格的に紹介する展覧会となる。代表作をはじめ初期から晩年に至るその作品を通じて、エイヴリーの画業を展観。また、同世代の日本人作家たち、国吉康雄、熊谷守一、小野竹喬らの作品と比較し、時代や文化的背景を超えた響きあいを見出しながら、エイヴリー芸術の特徴にせまる。

《秋の気配》(1954)キャンバスに油彩 134.6×86.4cm ミルトン・エイヴリー・トラストおよびワカス・ワジャハット
《青い海、赤い空》(1958)キャンバスに油彩 106.7×127cm ミルトン・エイヴリー・トラストおよびワカス・ワジャハット
《波打ち際の舟小屋》(1959)キャンバスに油彩 182.9×152.4cm ミルトン・エイヴリー・トラストおよびワカス・ワジャハット

© 2027 Milton Avery Trust / Japanese Society for Protecting Artists' Rights (JASPAR). Courtesy Waqas Wajahat, New York.