2026.9.30

「画中画」をめぐる日本初の大規模展が国立西洋美術館で27年秋開催。ウィーン美術史美術館が全面協力

絵のなかに描かれた「絵」に着目する展覧会「画中画――絵をめぐる絵の冒険。ルネサンスから現代、そのさきへ」が、東京・上野の国立西洋美術館で開催される。会期は2027年9月18日〜2028年1月16日。

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 東京・上野の国立西洋美術館で、展覧会「画中画――絵をめぐる絵の冒険。ルネサンスから現代、そのさきへ」が開催される。会期は2027年9月18日〜2028年1月16日。

 本展がテーマとするのは、絵のなかに別の絵が描き込まれる「画中画」だ。とりわけヨーロッパ絵画において、画中画はたんなる画面上の装飾にとどまらず、作品の意味を広げたり、虚構と現実の境界を揺さぶったりする重要な役割を果たしてきた。

 絵画の内部にもうひとつの世界をつくり出すことで、画家たちは何を表現してきたのか。本展ではルネサンスから現代に至るまでの作品を通して、西洋絵画における「描くこと」と「見ること」の変遷をたどる。主催者によれば、画中画をテーマとする展覧会は世界的にも開催例が少なく、日本でこれほど大規模に取り上げるのは初めてだという。

 開催にあたっては、ハプスブルク家のコレクションを継承するウィーン美術史美術館が共催。同館の所蔵品に加え、オルセー美術館やボストン美術館など、世界各地の美術館からも作品が集まる予定となっている。現時点では具体的な出品作品や構成の詳細は明らかにされておらず、今後の発表にも注目したい。

 なお、本展は国立西洋美術館のみでの開催となり、巡回は予定されていない。