モネ、ゴッホ、ピカソなど西洋絵画コレクション25点を一挙公開。和泉市久保惣記念美術館で特別展が7月に開幕
大阪府和泉市の和泉市久保惣記念美術館で、特別展「初!全点一挙公開 久保惣の西洋絵画—モネ、ルノワール、ゴッホをはじめとして—」が開催される。1982年の開館以来初めて、同館が所蔵する西洋美術コレクションの全作品が一堂に展示される。会期は7月5日~10月4日。

大阪・和泉市の和泉市久保惣記念美術館で特別展「初!全点一挙公開 久保惣の西洋絵画—モネ、ルノワール、ゴッホをはじめとして—」が開催される。会期は7月5日~10月4日。
和泉市の市制施行70周年を記念して開催される本展は、現在25点にのぼる同館の西洋美術コレクションを初めて全点同時に公開する企画となる。これまで常設展示室において作品の入れ替えを行いながら紹介されてきたコレクションの全体像が、ひとつの展示空間で明らかになる。
同館は、明治時代から約100年にわたり綿業を営んだ「久保惣」から美術品や建物、基金の寄贈を受け、1982年に東洋古美術の専門館として開館した。いっぽうで、1997年の新館開館に伴い西洋美術専用の常設展示室を設け、年間を通じて西洋近代美術を展示している。
モネ、ゴッホ、ピカソらが勢揃い。25点の作品が明かす美術館のもうひとつの顔
展示室には、クロード・モネ《睡蓮》(1907)やピエール=オーギュスト・ルノワールの《カーニュのメゾン・ド・ラ・ポスト》(1906)、エドガー・ドガ《踊り子》(1879頃)といった印象派の絵画が並ぶ。


また、フィンセント・ファン・ゴッホ《紡ぎ車を繰る女》(1883-84頃)をはじめ、ジョルジュ・ルオー、アメデオ・モディリアーニ、パブロ・ピカソ、アンリ・マティスらの油彩画やデッサン、版画、そしてオーギュスト・ロダンの彫刻などが展示される。
《睡蓮》と《セーヌ河の朝》。2つのモネ作品が並ぶ展示空間
本展ではコレクションの全点公開に加えて、ひろしま美術館の協力によりクロード・モネ《セーヌ河の朝》(1897)が特別に出品される。同館が所蔵する《睡蓮》(1907)とあわせて展示されることで、モネが手がけた異なる時期の水面と光の描写を比較しながら鑑賞することができる。


そのほか、会期中には学芸員による展示解説や同館館長による講演会、敷地内のEiホールを会場としたミュージアムコンサートなどの関連イベントも実施される。





