2025.11.6

「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」が東京都美術館で26年秋に開催へ

東京都美術館は、東京都美術館開館100周年記念「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」を2026年11月14日から開催する。

 2026年に開館100周年を迎える東京都美術館が、東京都美術館開館100周年記念「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」を開催する。会期は2026年11月14日~2027年3月28日。

 本展は、「印象派の殿堂」とも称され、2026年に開館40周年を迎えるオルセー美術館のコレクションから、「いまを生きる歓び」をテーマに絵画や彫刻、工芸や写真など約110点を展示するもの。

 ミレー《落穂拾い》をはじめ、ルノワール、モネ、ファン・ゴッホらの、近代化により急速に変わりゆく19世紀から20世紀初頭の社会で生まれた芸術作品を通して、多様な歓びのあり様を紹介するという。

 なお26年には東京・京橋のアーティゾン美術館で、「クロード・モネ -風景への問いかけ」展が開催。同展でもオルセー美術館所蔵の名作約90点が来日予定となっている。

 オルセー美術館は開館40周年を迎えるのを前に、総額5000万ユーロ(約77億円)規模の大改装を行う。