森アーツセンターギャラリーで「マチュピチュ展」が11月より開催へ。ペルーより約130点の文化財が集結

　東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで、「マチュピチュ展」が開催される。会期は11月22日～2026年3月1日。

　同展は、2021年のアメリカ・ボカラトン美術館を皮切りに世界各地を巡回しており、今回アジアでは初開催となる。会場では、ペルーの首都・リマにある考古学博物館「ラルコ博物館」より貸与された貴重な文化財約130点を展示。とくに、王族の墓から出土した黄金の装飾品や神殿儀式で用いられた祭具などは、初めてペルー国外に貸し出される展示品となっているため要注目だ。

　さらに、同展では、世界遺産マチュピチュを独自の技術で再現した没入型空間も設置。アンデス神話の英雄「アイ・アパエック」の冒険を軸に展開される壮大な物語を通じて、古代アンデス文明の叡智や芸術を間近に体感できる機会となるだろう。