EXHIBITIONS
杉⼾洋展:えりとへり / flyleaf and liner
弘前れんが倉庫美術館で「杉戸洋展:えりとへり / flyleaf and liner」が開催される。
杉戸洋は1970年愛知県に生まれ。92年に愛知県立芸術大学美術学部日本画科を卒業した。90年代より国内外で精力的に作品発表を行なっている。おもな個展は「frame and refrain」(ベルナール・ビュフェ美術館、2015)、「こっぱとあまつぶ」(豊田市美術館、2016)、「杉戸洋 とんぼ と のりしろ」(東京都美術館、2017)など。平成29年度(第68回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。
本展では、杉戸が近年注目している「余白」に焦点をあてる。作品には、小さな家や船、果物、木々、雨粒といった身近なモチーフが登場し、線や幾何学的なかたちとともに繊細かつリズミカルに構成されている。杉戸は、カンヴァスの縁に貼られた紙や木片のように、普段は目立たない部分=「えり」や「へり」に着目し、表面の外側にある存在や余白を見つめる。その視点は、本の「あそび紙(flyleaf)」や洋服の「裏地(liner)」など、あらゆるものに潜む見えない領域へと広がっている。
会場では、1990年代から最新作までの絵画を中心に、杉戸の作品を紹介。また、グラフィックデザイナーの服部一成がコラボレーターとして参加し、杉戸の作品から着想を得た壁紙デザインをもちいた展示空間を構成する。
杉戸洋は1970年愛知県に生まれ。92年に愛知県立芸術大学美術学部日本画科を卒業した。90年代より国内外で精力的に作品発表を行なっている。おもな個展は「frame and refrain」(ベルナール・ビュフェ美術館、2015)、「こっぱとあまつぶ」(豊田市美術館、2016)、「杉戸洋 とんぼ と のりしろ」(東京都美術館、2017)など。平成29年度(第68回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。
本展では、杉戸が近年注目している「余白」に焦点をあてる。作品には、小さな家や船、果物、木々、雨粒といった身近なモチーフが登場し、線や幾何学的なかたちとともに繊細かつリズミカルに構成されている。杉戸は、カンヴァスの縁に貼られた紙や木片のように、普段は目立たない部分=「えり」や「へり」に着目し、表面の外側にある存在や余白を見つめる。その視点は、本の「あそび紙(flyleaf)」や洋服の「裏地(liner)」など、あらゆるものに潜む見えない領域へと広がっている。
会場では、1990年代から最新作までの絵画を中心に、杉戸の作品を紹介。また、グラフィックデザイナーの服部一成がコラボレーターとして参加し、杉戸の作品から着想を得た壁紙デザインをもちいた展示空間を構成する。
