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第72回

WORLD REPORT「サンパウロ」:“南”の問題を人類の普遍的な課題として示す、第36回サンパウロ・ビエンナーレ

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2026年1月号の「サンパウロ」では、イビラプエラ公園内シッシロ・マタラッツォ館で開催された第36回サンパウロ・ビエンナーレ「旅人すべてが道の上を歩くわけではない-実践としての人間性について」について仁尾帯刀が考察する。

2026.3.8
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アレキサンダー・ワン インタビュー:「The Wang Contemporary」が拓く新たな文化のプラットフォーム

2026年2月、ニューヨーク・チャイナタウンの歴史的建築58 Boweryに「The Wang Contemporary」が開館した。2004年、24歳で自身の名を冠したブランドを立ち上げ、ニューヨークを代表するブランドのひとつに成長させてきたファッションデザイナー、アレキサンダー・ワンとイン・ワンの親子が設立した本拠点は、アジア系およびアジア系アメリカ人の創造性を横断的に紹介する新たな文化プラットフォームだ。本稿では、アレキサンダー・ワンへのメールインタビューを通じ、その背景にある思想と、ニューヨークの文化的エコシステムに加わる新たなレイヤーについて探る。

2026.3.7
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第71回

WORLD REPORT「ベルリン」:東西ドイツ再統一から35年。アートシーンで東のアイデンティティが語られ始めた

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2026年1月号の「ベルリン」では、ジャルディーニで開催された第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 ドイツ館での展示と、マウンテンズで開催された「エリック・マイヤー、アンドレア・ピヒル」展について河内秀子が考察する。

2026.3.7
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長編アニメーション映画『花緑青が明ける日に』監督・四宮義俊インタビュー:日本画の技術と感性がアニメを拡張させる

日本画家の四宮義俊が監督と脚本を手がける長編アニメーション映画『花緑青が明ける日に』が3月6日より全国公開された。町の再開発により立ち退きを迫られている花火工場で育った主人公・敬太郎が、蒸発した父に代わり幻の花火「シュハリ」を完成させようと独りで奮闘する本作は、第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出された。画家である四宮はアニメーション映画にいかに挑戦したのか、話を聞いた。

2026.3.7
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起点は「刀剣乱舞ONLINE 」。10万人の「推し活」が日本のミュージアムを救うインフラになる?

オンラインゲーム『刀剣乱舞ONLINE』を起点とした「一般社団法人 刀剣文化研究保全機構」への寄付つき有料会員数が、活動開始から1年足らずで10万人を突破し、さらに日々増え続けている。その背景にあるものと、美術館業界に与えるインパクトを、刀研機構関係者たちへの取材をもとに探る。

2026.3.4
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第70回

WORLD REPORT「エディンバラ/ゲーツヘッド」:長い歴史と紛争が刻む感覚的記憶を通して、中東と欧州の共存を思う

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2026年1月号の「エディンバラ/ゲーツヘッド」では、タルボット・ライス・ギャラリーで開催された「ワエル・シャウキー」展と、バルティック現代美術センターで開催された「アリ・チェリ:私はこうしてモニュメントになる」展について橘匡子が考察する。

2026.3.3
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第69回

WORLD REPORT「ニューヨーク」:「社会」彫刻と「小さな勝利」が示す、大手ギャラリーの変化の兆し

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2026年1月号の「ニューヨーク」では、リッソン・ギャラリーで開催された「ペドロ・レイエス」展と、デイヴィッド・ツヴィルナーで開催された「P.スタッフ:ポゼッシブ」展について國上直子が考察する。

2026.3.3
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劇場アニメ『ルックバック』監督・押山清高インタビュー:アニメーションを描くことを、いかに未来に伝えていけるのか

絵を描くことに純粋に向かい合う二人の少女を描いた、藤本タツキのマンガを原作とした押山清高監督の劇場アニメ『ルックバック』は、手描きによるアニメーションの質感を可能なかぎり表現したことで話題を呼んだ。東京・虎ノ門の麻布台ヒルズ ギャラリーで開催されている展覧会「劇場アニメ ルックバック展 ―押山清高 線の感情」(〜3月29日)は、本作の原画やレイアウトといった資料が展示されており、監修を押山が自ら手がけた。絵を描くことへのこだわりや、今後表現していきたいことについて、押山に話を聞いた

2026.2.28
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ソニア・ボイス インタビュー:イメージを超えて、音で表象すること。ジャズ、パフォーマンス、そして「聴くこと」の政治性

現在、森美術館で開催中の「MAMプロジェクト034:ソニア・ボイス」(〜3月29日)では、イギリスを代表するアーティスト、ソニア・ボイスのインスタレーション作品《ディボーショナル・ウォールペーパー・アンド・プラカード》(2008–20)が紹介されている。本インタビューでは、本展の企画を担当したヴィクター・ワン(森美術館アジャンクト・キュレーター)が、ボイスとともに、ジャズやパフォーマンス、音による表象、そして記録とアーカイブをめぐる問題を縦横に語り合う。イメージを超え、音や身体を通じて歴史はいかに共有されうるのか──その実践と思考に迫る。

2026.2.26
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第13回

「二重構造の民具」。これなーんだ?

一般の人々が日常の暮らしのなかで生み出し、使い続けてきた「民具」。一見ただの古い道具に見えるかもしれませんが、様々な切り口から観察してみることで、ユニークな造形や意外な機能性といった「デザインの工夫」に気がつくことができます。第13回目は「二重構造の民具」。これなーんだ?

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DIC×国際文化会館×ロスコ・チャペル、異例の国際連携の核心に迫る。東京に新たな「ロスコ・ルーム」が必要な理由とは?

国際文化会館とDICは、新たに構想されるロスコ・ルームを軸に、アメリカのロスコ・チャペルと戦略的パートナーシップを締結した。本連携は、作品展示や修復支援にとどまらず、平和を促進するための民間外交、そして作品の保存と技術継承という長期的課題に向き合う試みでもある。本稿では、池田尚志(DIC株式会社 代表取締役社長執行役員)と近藤正晃ジェームス(公益財団法人国際文化会館 理事長)、アブドラ・アンテプリ(ロスコ・チャペル プレジデント)の三者それぞれの立場から語られた言葉を通じて、この異例の国際連携が目指す思想と実践を読み解く。

2026.2.23
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津野青嵐インタビュー:きれいな「ケア」の物語を超えた「装い」への問い

金沢21世紀美術館で津野青嵐の個展「アペルト20 津野青嵐 共にあれない体」が4月12日まで開催されている。身体とファッションの関係を、自身の身体との対話や祖母の介護、精神障害当事者と向き合う経験から問い続けてきた津野に、自身の表現についての逡巡や制作を通じて気がついたことについて、ファッション研究者の安齋詩歩子が話を聞いた。

2026.2.15
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女性たちが紡いだリバティ・プリントの150年。「Women in Print」展がロンドンで開催中

昨年創立150周年を迎えたロンドンのデパート、リバティ。そのオリジナルテキスタイルである通称「リバティ・プリント」を取り上げる展覧会「ウィメン・イン・プリント:リバティ・テキスタイルの150周年(Women in Print: 150Years of Liberty Textiles)」が、同地にあるウィリアム・モリス・ギャラリーで開催中だ。日本でも非常に高い人気を誇るそのプリントデザインを手がけた女性テキススタイルデザイナーたちに焦点を当てた、意欲的な内容となっている。

2026.2.14