PREMIUM

PREMIUM

ファン・ゴッホで祝うナショナル・ギャラリー創立200年。世界各地から名作集結

ロンドンのナショナル・ギャラリーでフィンセント・ファン・ゴッホの回顧展「ファン・ゴッホ:ポエッツ・アンド・ラヴァーズ」が開催中。同館創立200周年と、ゴッホの代表作《ひまわり》と《ファン・ゴッホの椅子》の購入100周年の記念を祝うもので、世界中から名品が集結している。

2024.10.6
PREMIUM

日本の食品サンプルがロンドンで大反響。展覧会「ルックス・デリシャス!」が開幕

ジャパン・ハウス ロンドンでは現在、日本の食品サンプルを並べたエキシビション「ルックス・デリシャス!:食品サンプルの世界を探求する」が開催中だ。日本に住んでいると毎日当たり前に目にする食品サンプルが、ロンドンでは新鮮な驚きを持って迎えられ、想像を大きく超える反響を呼んでいる。会期は2025年2月16日まで。

2024.10.5
PREMIUM

10月に見たい展覧会ベスト22

2024年10月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

2024.10.5
PREMIUM

沖縄からアジアをつなぐ新たなアートセンター「PAN沖縄(仮称)」。大田秀則・黒沢聖覇が見据えるものとは?

PAN株式会社とオオタファインアーツが主導する「PAN沖縄(仮称)」プロジェクトは、沖縄を舞台にアジア全域を見据えた新たなアートセンターの設立を計画している。歴史と文化が交差する沖縄において、現代美術や工芸を通じた多様な表現の場を創り上げるこのプロジェクトについて、その中心人物である大田秀則氏(オオタファインアーツ代表)と黒沢聖覇氏(PAN沖縄準備室キュレーター/プロジェクト・マネージャー)に話を聞いた。

2024.10.1
PREMIUM

10月1日は「デザインの日」。これからの「デザイン」に求められることは?

10月1日は「デザインの日」であるのをご存知だろうか? これは1959年の同日に通商産業省(現・経済産業省)によって定められたもので、デザインの社会への一層の浸透を効果的に図ることを目的としたものだ。そして現在、デザイン業界を取り巻く環境は大きく変化している。これからのデザインに求められるものは何か? デザイン史研究家の野見山桜による提言を掲載する。

2024.10.1
PREMIUM

老舗アートフェア「アーモリー・ショー」に訪れた大きな変化

1994年に創設されたニューヨーク最大のアートフェア、アーモリー・ショー。同フェアは、昨年7月にフリーズ・アートフェアを運営するエンデバー社に買収され、大きな話題となった。フェアの趣向にはどのような変化が生じたのか? その歴史を振り返りながら、30周年を迎えた今年のフェアをレポートする。

2024.9.29
PREMIUM

若年層向け芸術文化促進アプリ「カルチャー・パス」がもたらした恩恵と課題

フランスで2021年に始まった、15歳から18歳の若者が専用アプリを通じて様々な芸術文化に親しめる「Pass Culture(カルチャー・パス)」。このパスでどんな鑑賞経験が可能で、どういった効果が出てきており、そしていつまで続くのか? 実際にパスを活用する高校生にも意見を聞いた。

2024.9.23
PREMIUM

キュレーターに聞く、「田中一村展」の見どころと魅力

秋もっとも注目したい日本美術展のひとつとして「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が東京都美術館で開催中。絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品が一堂に並ぶ本展について、田中一村の画業を振り返りながら、展示内容や鑑賞のポイントなどを同展担当の中原淳行氏(東京都美術館・学芸担当課長)に聞いた。

2024.9.22
PREMIUM

日本の芸術祭は誰かの声の受け皿になりうるか

今年、横浜美術館を中心に開催された第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」(3月15日~6月9日)は、その政治性の強いキュレーションから、ソーシャルメディアを中心に多くの批判が寄せられた。芸術祭において社会問題を扱うことは困難なのだろうか? 日本における芸術祭の在り方や意義、そして日本という国ならではの芸術祭の可能性について、田中功起が考察する。

2024.9.22
PREMIUM

「夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに」(根津美術館)レポート。夏から秋へ、季節の移ろいを愛でる日本の美意識の精華

根津美術館では「夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに」が開催されている。江戸時代より多く見出されるようになる初夏から晩秋までをとらえる美術作品に注目し、鈴木其一の《夏秋渓流図屏風》をはじめ所蔵の優品から、季節の推移をとらえ、その情趣を味わう日本の美意識の広がりを感じさせる。※画像は美術館の許可を得て撮影しています

2024.9.21
PREMIUM
第26回

吉村麗が語る「CLAMP展」(国立新美術館)。マンガを美術館で展示し作家の魅力を引き出すための思考

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第26回は、東京・六本木の国立新美術館で開催中の「CLAMP展」(〜9月23日)を取り上げる。マンガを展示するために、キュレーターは何を目指し、どのような試行錯誤を重ねるのか。担当した同館特定研究員の吉村麗が語る。

2024.9.21