
ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展に見る、展覧会デザインの妙。建築家・重松象平インタビュー
大阪中之島美術館で開催中のルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展(〜9月17日)。圧倒的な没入体験をもたらすこの展覧会をつくりあげた建築家でOMAパートナーの重松象平に、その裏側を聞いた。
大阪中之島美術館で開催中のルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展(〜9月17日)。圧倒的な没入体験をもたらすこの展覧会をつくりあげた建築家でOMAパートナーの重松象平に、その裏側を聞いた。
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年7月号の「ベルリン」では、クンストヴェルケ現代美術センターで開催されたスン・テウ「1992, 2025」展と、グロピウス・バウで開催されたヴァギナル・デイヴィス「すばらしいプロダクト」展を取り上げる。移民としてこの土地に移り住んだ2人の女性アーティストに焦点を当て、河内秀子が社会のヴォイドについて考察する。
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年7月号の「ロンドン/リーズ」では、ホワイトチャペル・ギャラリーで開催された「ドナルド・ロドニー: 内なる害悪」展と、リーズ・アートギャラリーで開催された「カランジット・パネサー: 炉の果実」展を取り上げる。英国内の異なる2つのエリアにて、個展が開催されたそれぞれのアーティストが表現するメッセージを、橘匡子が読み解く。
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年7月号の「ニューヨーク」では、ホイットニー美術館で開催された「エイミー・シェラルド:アメリカン・サブライム」展を取り上げる。「人種」という縛りを超えた人間の崇高さに着目する黒人女性画家エイミー・シェラルドが描き出すものを、國上直子が考察する。
実在の人物を取材し、演じる一連の行為を「ドキュメンタリーアクティング」と名付けて実践するアーティスト、筒|tsu-tsu。2025年1~2月、これまで発表してきた3つの作品を、The 5th Floorを会場に展覧会として再構成した。演じることの不安と可能性を探るその姿勢について、作品を見てきた批評家が話を聞いた。
ソウルから東へ約1時間。山の尾根沿いに広がる美術館、Museum SANは、建築と自然、そして現代美術が交差する特別な場所である。安藤忠雄の建築やアントニー・ゴームリーの新作、ジェームズ・タレルの光の聖域が調和し、訪れる者を非日常へと誘う。
グラングリーン大阪にあるVS.で始まった「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」の注目グッズをまとめてお届け。
ルイ・ヴィトンにとって、日本で過去最大規模の展覧会となったルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展(大阪中之島美術館、〜9月17日)。1000点以上の作品・資料によってブランドの「旅路」を提示する同展のキュレーションを担った美術史家・キュレーターのフロランス・ミュラーに、ルイ・ヴィトンというブランドの魅力を聞いた。
1990年代の日本社会を鋭く描き出した画家・石田徹也。その国際的評価向上の舞台裏に迫るべく、ガゴシアンのマネージング・ディレクター、ニック・シムノヴィッチと、2023年に石田のニューヨーク初個展をキュレーションしたチェチリア・アレマーニに話を聞いた。
身体性をテーマに、映像作品やパフォーマンス、自身も移動に用いる車椅子を素材にしたインスタレーション作品をつくり続ける檜皮一彦。横浜美術館や大阪・関西万博での展示に際して、幼少期のこと、車椅子と作品の関係、そしてアートへの思いを聞いた。
東京藝術大学大学美術館 取手館に、収蔵品の保管と見学の機能を兼ね備えた取手収蔵棟が昨年3月に竣工。今年4月からは「魅せる収蔵庫」として、スタッフによるガイド形式で一般公開されている。
日常的に目にする事象や人々、植物といったモチーフを通して、生命や他者への慈しみを、力強い色彩と躍動感あふれる筆致で描き続ける近藤亜樹。水戸芸術館での個展に際し、制作の方法論、絵と空間、そして生きることと描くことの関係について話を聞いた。
新旧和洋を問わず文化や芸能に造詣が深く、学芸員資格を有し、美術館と数々のコラボレーションをしてきたことでも知られる、hololive DEV_IS(ホロライブデバイス)所属のVTuber・儒烏風亭らでん。その美術愛はどのように生まれたのか、話を聞いた。
「瀬戸内国際芸術祭2025」で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とのコラボレーションによる作品「SONGS—ものが語る難民の声」を発表した写真家のホンマタカシ。同芸術祭の総合ディレクターである北川フラムがモデレーターを務めた特別トークイベントで、作家/詩人の池澤夏樹との対談が行われたのち、ホンマに対してインタビューを実施した。
アムステルダムの運河沿い。17世紀の邸宅の中で天井から吊るされたワニが来場者を迎える。今年この建物に新しい“アート動物園”が誕生した。開館間もない館内を、アーティスト兼キュレーターのヤープ・シンケ(Jaap Sinke)と常務取締役エヴァ・クローク(Kva Krook)の案内で歩いた。
ガブリエル・シャネルの精神を受け継ぎ、「創造の自由」を支えるために活動するシャネル文化基金。シャネル アーツ カルチャー & ヘリテージ部門代表であるヤナ・ピールに文化支援の新たなかたちについて話を聞いた。
ファッションモデルとしても活躍する森星を中心としたプロジェクト・tefutefu。このtefutefuがキュレーションを務める展覧会「色寂 irosabi」が、銀座和光の地階のアーツアンドカルチャーで8月20日まで開催中だ。tefutefuと本展にかける思い、そして祖母・森英恵から学んだことについて話を聞いた。
7月30日より、ジャパン・ハウス ロンドンのギャラリーで「ピクトグラムズ:アイコニック・ジャパニーズ・デザインズ 本質のかたち」展がスタートした。言葉を超えて情報を伝えるヴィジュアル・コミュニケーションであるピクトグラムこそ日本のデザインの本質を端的に表しているとして、具体例を紹介しながら、その新たな可能性も探っている。会場の様子をレポートする。