空間設計は建築家・妹島和世。ポーラ ギンザが12月にリニューアルオープン

　ポーラの旗艦店である「ポーラ ギンザ」が、今年12月12日にリニューアルオープンする。

　空間設計を手がけるのは建築家・妹島和世。1Fは来訪者をいざなうシンボリックな「フローラの森」となり、咲きあふれるフローラ（ラテン語：花や植物）に包まれた森のような新しい庭となる。また庭地下1階は完全個室のフロアが広がる。

　館内に流れるサウンドインスタレーション「Abstract Music POLA version」は音楽家・渋谷慶一郎によるもので、建築・自然・アート・公共空間といった多様な環境と融合することを前提に生まれた、生成型の作品。膨大なサウンドデータがプログラムによってリアルタイムに組み合わされ、加工・変型されながら絶えず変化し、二度と同じ瞬間が訪れることないという。

　そのほか、照明家・豊久将三、嗅覚のアーティスト・和泉侃も参加。ポーラは「あらゆる感性を刺激し、世界を愛する力までも育むような空間とサービスを提供する」としている。