犬島に新たなパビリオン「HANA」誕生。妹島和世が設計
岡山の瀬戸内海に浮かぶ犬島の「犬島 くらしの植物園」で、建築家・妹島和世が設計を手がける新たなパビリオン「HANA(ハナ)」が公開された。

岡山の瀬戸内海に浮かぶ犬島の「犬島 くらしの植物園」で、建築家・妹島和世が設計を手がける新たなパビリオン「HANA(ハナ)」が公開された。本パビリオンは、プラダからの寄贈により実現したものとなる。

「HANA」は、植物園のランドスケープと呼応する、花のようなかたちをした2つのパビリオンで、「みんなで集まれる」場所をつくり出す。厚さ3mmのステンレスの板材を曲げ加工し、船で犬島に運び込んだ後、現場で溶接、研磨を施した。鈍い鏡面仕上げが、周りに広がっている木々や花、夕日の光など、日々変化する植物園の風景を映し出す。
