2026.8.12

郊外から都市と土地の関係を読み直す。「ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」が横浜市民ギャラリーあざみ野で開催

横浜市民ギャラリーあざみ野で「あざみ野コンテンポラリーvol.17」として企画展「ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」が開催される。会期は10月10日〜11月3日。

中島晴矢《バーリ・トゥード in ニュータウン》(2014)
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 横浜市民ギャラリーあざみ野で、「あざみ野コンテンポラリーvol.17」として企画展「ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」が開催される。会期は10月10日〜11月3日。

都市と土地のイメージの変遷を多彩な表現でたどる

 本展は「都市」や「土地」のイメージをめぐり、人と場所との関係がどのように結ばれ、揺らいできたのかを多様な表現から検証する企画展だ。「乱入する」「なぞる」「連れる」といったキーワードとともに、7組のアーティストによる映像、インスタレーション、絵画、写真など約100点の作品を展示。あざみ野でのリサーチをもとに生まれた新作大型インスタレーションや、街を歩きながら描いた新作絵画など、多彩なアプローチが揃う。

石﨑朝子+加藤広太《City Statement》(2025) 撮影:木暮伸也(Lo.cul.pstudio)
川《Hoshito Tamura, ollie》(2020)

 参加アーティストは石﨑朝子、川(Kawa)、谷山恭子、トランスフィールドスタジオ(山川陸+武田侑子)、中島晴矢、松田修、山口幸士ら。多様なメディアを通して、各地の都市空間やそこに潜む身体的・記憶的な痕跡をたどる。

赤田古墳群の発掘調査資料を

 また、展示導入部では、同館が建つ場所の近くで発掘された「赤田2号墳」など赤田古墳群の発掘調査資料を紹介。都市開発によって土地の歴史がどのように上書きされてきたかを提示するほか、地元の山内小学校の児童があざみ野の街を撮影したプロジェクト「とことこ調査団」の成果資料も並び、過去から現在に至る多層的な視点で「場所」と個人の関係も問いかける。

「ニュータウン路上観察」のメインビジュアル

 会期中には、出品作家が一堂に会するリレートーク形式のギャラリートーク(10月10日)や、谷山恭子によるアーティストトーク(10月11日)、中島晴矢と石﨑朝子とともにあざみ野の街を歩くフィールドワーク企画「ニュータウン路上観察」(10月31日)など、豊富な関連プログラムが展開される予定だ。