静嘉堂の名品が勢ぞろい。「修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」が今秋開催へ
静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で、大阪・関西万博を記念した展覧会「修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」が開催される。会期は10月4日~12月21日。

東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で、大阪・関西万博を記念した展覧会「修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」が開催される。会期は10月4日~12月21日。
静嘉堂@丸の内の開館から3周年となる本展では、同館ならではの東洋絵画の逸品が勢ぞろい。また大阪・関西万博にちなんで、会場では、20世紀初頭の博覧会に出品された岩﨑家(静嘉堂)所蔵の琳派や肉筆浮世絵、近代絵画などのほか、国宝から重要文化財、重要美術品、そして「未来の国宝」ともなり得る菊池容斎の巨大絵画に至るまでを展示。さらに、近年修復を終えて蘇った室町時代の屏風や中国宋・元の掛軸などもこのタイミングでお披露目されるという。
会場は全4章構成となる。例えば1章では、岩﨑彌之助の時代である「第四回内国勧業博覧会」(1895)、「パリ万博」(1900)、「日英博覧」(1910)に出品された文物の数々を紹介する。


