佐藤雅彦の展覧会が横浜美術館で開催。創作の軌跡をたどる初の大規模個展
横浜美術館で、リニューアルオープン記念展として佐藤雅彦の展覧会「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」が開催される。会期は6月28日〜11月3日。

横浜美術館のリニューアルオープンを記念する展覧会として、佐藤雅彦の展覧会「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」が開催される。会期は6月28日〜11月3日。

佐藤は1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒業後、77年電通に入社し、CMプランナーとして活動。サントリー「モルツ」、湖池屋「スコーン」「ポリンキー」「ドンタコス」、NEC「バザールでござーる」などのヒットCMを生み出した。94年に独立し、企画事務所「TOPICS」を設立。97年に中村至男と協同デザインしたプレイステーション・ソフト『I.Q』が全世界で130万枚のセールスを記録する。

99年から2005年まで慶應義塾大学環境情報学部教授を務め、同大学佐藤雅彦研究室の活動として、NHK教育テレビの幼児教育番組『ピタゴラスイッチ』を監修、いまも携わる。06年より、東京藝術大学大学院映像研究科教授。主な著書に『毎月新聞』(中央公論新社、2009)、『差分』(美術出版社、2009)、『考えの整頓』(暮しの手帖社、2011)、『新しい分かり方』(中央公論新社、2017)など。13年に紫綬褒章を受章した。
