20世紀北欧デザインの巨匠 スティグ・リンドベリ展

　⽇本橋髙島屋S.C. 本館8階ホールで「20世紀北欧デザインの巨匠 スティグ・リンドベリ展」が開催される。

　スティグ・リンドベリ（1916〜82）は、スウェーデンの陶芸家そしてデザイナー。リンドベリは、1937年にスウェーデンの磁器メーカー、グスタフスベリ社にデザイナーとして入社した。機能性とは何か、また調和や美とは何かを追求し、独創的なアイデアを活かして新しい表現⽅法に挑戦するリンドベリが生み出したデザインは、没後40年以上を経たいまでも、同社を代表する商品として⼈気を集めている。

　本展は、リンドベリがデザイナーとして活動を開始した30年代後半のものから晩年の80年代初頭までの約300点を展示。展示作品は、食器・皿などのテーブルウエアのほか、⼈気の高いファイアンス（錫釉陶器）や1点ものの作品を含むスタジオ制作の炻器 、テキスタイルプリントや原画のスケッチ、晩年まで手元においていた作品など、リンドベリのデザインを包括的に展覧する内容になっている。大阪高島屋にも巡回予定。