EXHIBITIONS

谷口歩「線と脈 Lines and a Vein」

谷口歩《wireworks_tube_4》(2026)ワイヤー 105.0 × 31.5 × 19.0 cm

 東京・南青山のギャラリー石榴 南青山Roomで、谷口歩の個展「線と脈 Lines and a Vein」が開催されている。会期は10月31日まで。

 谷口は東京都生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業し、同大学大学院美術研究科博士前期課程の絵画専攻油画研究領域を修了。薄紙が巻かれた針金や手芸用のダルマ家庭糸などを用いて立体作品の制作を続けてきた。「編む」「結ぶ」「絡める」といった、漢字の部首でいう「糸へん」の行為の反復によって、ときに動植物の器官を思わせるような有機的なかたちを生み出している。

 本展は、近年発表を続けてきたシリーズ「wireworks」に加え、既製糸ひと巻き分を作品の一単位と定めたシリーズ「itomaki」と「糸のドローイング」で構成。いずれも谷口が年月をかけ並行して展開してきた作品群となっている。