フォルモサ∞アート──台湾の原住民藝術の現在（いま）

　国立民族学博物館で、企画展「フォルモサ∞アート──台湾の原住民藝術の現在（いま）」が開催されている。

　オーストロネシア系先住民族の台湾原住民族は、口承や歌謡、衣服や道具の造形を通して自らの文化を伝えてきた。その営みは、現在、大地と大海原のもと森羅万象の生命を尊び、美を解放する原住民族アートとしても関心を集めている。本展では、伝統の継承を重んじながら、新たな創造の営みに取り組む芸術家たちの作品を紹介する。