Study × PLAS : Asia Art Fair

　大阪府立国際会議場（グランキューブ大阪）3・10・12階で「Study × PLAS : Asia Art Fair」が開催される。

「Study：大阪関西国際芸術祭」は、2025年の万博を契機に、大阪・関西から文化芸術を通じた社会課題へのアプローチ＝「ソーシャルインパクト」をテーマにした国際芸術祭だ。2022年からのプレイベントを経て、2025年には万博会期（4月13日～10月13日）にあわせて、府内各地で展覧会やイベントを展開している。本アートフェアは、そうした芸術祭の象徴的なイベントのひとつとして、アジア各国の文化交流と経済振興をつなぐハブとなることを目指す。

　本アートフェアでは、アジアから80以上のギャラリー・団体が参加予定。日本・韓国をはじめ、中国・台湾・インドネシアなどアジアの国と地域を中心にフランス・スイスなど世界中から多彩なアーティストとギャラリーが3階と10階フロアに集結。多様な視点と表現が交差する作品を展示、販売する。本芸術祭出展の16組のアーティストや、韓国の俳優・画家のハ・ジウォン、森山大道や大宮エリーら大阪出身のアーティストらの作品を展示、販売する多様な団体とのコラボレーション企画「Study ｘ PLAS : Selections」が10階フロアに展開される。

　また、関連イベントも充実しており、サイエンス・アートアワード、クリエイティブ・ビジネスコンテスト、超学際的な国際シンポジウムなど、多様な視点でクリエイティブと社会の関係を探るプログラムも開催。

　なお、本アートフェアは、「日韓国交正常化60周年記念事業」として外務省の認定を受けている。