みなはむ「植物館のある生活」

　夢の島熱帯植物館で、みなはむによる個展「植物館のある生活」が開催されている。

　同館は、1988年の開館時より「熱帯植物と私たちの生活との関わりを広く紹介する施設」として、熱帯・亜熱帯植物を生態的、景観的に展示してきた。昨年度開催された絵画展「ゆめねつ×みなはむ　ポップアップ展」は、多くの来場者が同館に親しんでもらうきっかけとなった。この反響を受け、前回から規模を拡大した個展「植物館のある生活」が開催。

　画家、イラストレーターとして活動するみなはむの作品は、アナログとデジタルの技法を行き来しながら、物語性のある世界を描き出す。本展では、豊かな自然環境を体感できる夢の島熱帯植物館を舞台に、多様な植物と人物との一場面を描いた作品群を展示。前回の9点のキャンバス作品に加え、さらに約13点の新作アナログ作品が追加された。