2026.9.9

有明に「過去最大スケール」のチームラボミュージアム誕生へ。「チームラボ TOKYO(仮称)」、2032年に開業

東京都は、臨海副都心・有明北地区の2区画に、チームラボによる新たなアートミュージアムを整備する計画を発表した。「過去最大スケール」のチームラボミュージアムを掲げ、2032年の開業を予定する。

「チームラボ TOKYO(仮称)」のイメージ画像 (C)チームラボ

 東京・有明に、チームラボによる大規模なアートミュージアムが誕生する。

 東京都は9月8日、臨海副都心有明北地区1-6区画および1-7区画の進出事業予定者として、「有明北プロジェクト有限責任事業組合」を選定したと発表した。代表組合員はチームラボ。両区画にはアートミュージアムやカフェなどが整備され、東京都が公開した完成イメージでは「チームラボ TOKYO(仮称)」の名称が示されている。

過去最大スケールのチームラボ施設

 1-6区画には地上2階、延床面積約1万9000平方メートル、1-7区画には同じく地上2階、延床面積約1万4700平方メートルの施設を計画しており、両者を合わせた延床面積は約3万3700平方メートルとなる。最高の高さはいずれも19.8メートル。

 施設は、建物内部にアート空間を設けるだけではない。オープンスペースには「小さな森」を配置し、広場やカフェなども整備。「緑・景観・地域に開かれたオープンスペースが連続するミュージアム」を目指すという。また、近隣学校を対象としたプログラミング学習を実施するなど、地域との連携も計画されている。

 運営を担うのは、チームラボを中核として設立された有限責任事業組合(LLP)。東京都の選定委員会は、同計画について、チームラボが世界的に展開するデジタルアートミュージアムを「過去最大スケール」で整備するものだと評価。インバウンド観光の新たな拠点となり、地域のにぎわいやブランド力の向上に大きく寄与するとしている。また、コンテンツを定期的に更新する計画も盛り込まれており、継続的な集客を図る。

 開業期間は区画によって異なり、1-7区画が2032年1月から10年間、1-6区画が2033年7月から10年間を予定している。詳細な作品構成や施設名称、料金などは現時点では明らかにされていない。

 チームラボは東京では現在、麻布台ヒルズで「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を、豊洲では「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」を展開している。 有明で計画される新施設は、その規模をさらに拡張する新たな拠点となりそうだ。