2026.2.20

MoMAデザインストアが福岡に九州初出店。ONE FUKUOKA BLDG.に4月オープン

ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムストア「MoMAデザインストア」が、4月3日、福岡・天神の複合施設ONE FUKUOKA BLDG.にオープンする。

MoMAデザインストア福岡(イメージ)

 株式会社ロフトが運営する「MoMAデザインストア」が、福岡・天神エリアの再開発拠点ONE FUKUOKA BLDG.に出店する。同施設は「創造交差点」をコンセプトに掲げる大型複合ビルで、福岡市営地下鉄天神駅直結という立地もあり、国内外からの来訪者を集める新たな都市拠点として注目されている。

 MoMAデザインストアは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムストアとして展開され、すべてのプロダクトがMoMAのキュレーターによる審査・承認を経て販売される点に特徴がある。扱う商品は、革新的な素材や製造方法、デザインコンセプトを備えたプロダクトが中心で、一部はMoMAのデザインコレクションにも収蔵されている。収益の一部は、美術館の展覧会や教育プログラムの支援にも充てられている。

 新たにオープンする福岡店では、店舗設計に初めて日本人デザイナー(MOMENT)を起用。地元福岡の素材を積極的に取り入れ、日本建築や空間デザインに対する美意識を現代的に解釈した空間づくりを行うという。売場面積は約109平方メートル。MoMAデザインストアとしての一貫したクオリティを維持しながら、地域性を反映した体験型の環境を目指す。

 同ストアは現在、国内では表参道、心斎橋、京都の3店舗を構え、さらにロフト内インショップやオンラインストアを展開している。福岡出店は、アジアの主要都市と結節する国際都市としてのポテンシャルを背景に、さらなる顧客層拡大を見据えた動きといえる。

 なお、2017年より京都・河原町で営業してきた京都店は2月末をもって契約満了により閉店するが、今秋には京都高島屋S.C.[T8]へ移転オープンする予定だ。観光都市・京都における需要の高さを踏まえた再編となる。