EXHIBITIONS

甦るポストモダン

──倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治、デザインの人間主義(ヒューマニズム)

 武蔵野美術大学 美術館・図書館で「甦るポストモダン──倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治、デザインの人間主義(ヒューマニズム)」が開催される。

 本展では、1960年代以降のデザインと建築における「ポストモダン」の潮流を、倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治の3人の仕事を中心に紹介する。商業主義の中で時代を批評するインテリアデザインを展開した倉俣史朗、紙製ショッピングバッグをパロディ化した磁器シリーズ「クリンクル」を発表した小松誠、人間・自然・社会の共生を建築で示し続ける髙﨑正治。彼らの造形活動を通して、ポストモダンの思想が21世紀においていかに有効であるかを問う。