EXHIBITIONS

令和7年度第1期

谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 いきものたちとの時間

谷内六郎 工事中 1968年7月6日号 横須賀美術館蔵 ©Michiko Taniuchi

 横須賀美術館 谷内六郎館で「令和7年度第1期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 いきものたちとの時間」が開催されている。

 谷内六郎は、1956年に『週刊新潮』が創刊された時から、1981年に谷内が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点の表紙絵を描いた。同館では年間で作品を入れ替え、様々な切り口から谷内六郎の表紙絵の世界を紹介してきた。  

 令和7年度第1期の本展は「いきものたちとの時間」と題して、表紙絵に描かれた「いきもの」を紹介。週刊新潮表紙絵にはいつも子供が主役になっている。様々ないきものは、子供の傍らにいたり、いつも歩く道や身近な場所で出会ったり、はたまた子供の想像上の世界に現れる。犬や虫、金魚や鳥、馬、牛など種類や大きさの違いにも注目してほしい。