NEWS / REPORT - 2025.11.20

「藝大取手コレクション展 2025」(東京藝術大学大学美術館 取手館)レポート。取手の藝大美術館が再始動。地域に開かれたコレクション展

展示風景より、「卒業・修了制作:学びの集大成」

手前は、東京藝術大学大学美術館 外観。手前が取手収蔵棟、奥が取手館
撮影=編集部

展示風景より、「自画像:1925→2025」。来館する周辺地域の人々にもわかりやすいよう、すべての作品に解説がつけられている点からも、本展への意気込みが感じられる

展示風景より。1994年に竣工した取手館が、のちに増設される予定であったこともこの模型から読み取れる

展示風景より、「卒業・修了制作:学びの集大成」。左壁面手前には千住博の修了制作《回帰の街》(1984)のほか、左壁面中央には2024年度の卒業制作として、生成AIで出力したイメージを再構成し、自身で描き直した會見明也による《残像偶像no.3[境界面上において変わりゆく自他について]》(2024)も展示される

展示風景より、髙橋賢悟《origin as the flower funeral》(2022)。本作は「極薄鋳造物の製造方法」として、その製法から発明された作品であり、特許を取得した例として展示されている

展示風景より、小瀬村真美《薇-sweet scent-》(2003)。映像作品も様々なメディアで保管されている

展示風景より、「過去に学ぶ:未来へ繋ぐ教育資料」

展示風景より、「過去に学ぶ:未来へ繋ぐ教育資料」。手前の埴輪は藝大で日本画の教授も務めた前田青邨が所蔵していたもの。奥にはデッサンで使用される石膏像や、本邦初の国内産オルガンも紹介される

展示風景より、《伝 岡倉天心使用の椅子》

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編集部