BLUMがロサンゼルスと東京のギャラリー機能を閉鎖へ。「スタジオモデル」への移行を発表
ロサンゼルスや東京に店舗を持つ現代美術ギャラリー・BLUMが、ギャラリーを今年7月末に閉鎖することを明らかにした。

ロサンゼルスを拠点とする現代美術ギャラリー・BLUMが、ロサンゼルスと東京のスペースを今年7月末に閉鎖することを明らかにしたと、Artnetをはじめとする海外ニュースメディアが報じた。
同ギャラリーはティム・ブラムとジェフ・ポーにより、BLUM & POEとして1994年にカリフォルニア州のサンタ・モニカで創業。20周年となる2014年には、東京・原宿にスペースをオープンし、東京に展示スペースを持つ国外ギャラリーとしてはもっとも長い歴史を持っていた。ブラムは、89年からは5年間日本で生活し、帰国後は日米のアートシーンの架け橋を築くことを目指すなど、日本との関係も深いギャラリストのひとりといえる。