WHAT CAFEで企画展「Seesaws」が開催へ。女性アーティスト19名が投げかける、自然と人の新たな関係性
アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」で、女性アーティスト19名による企画展「Seesaws(シーソーズ)」が開催される。会期は9月11日〜23日。

東京・天王洲にあるアートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」で、女性アーティスト19名による企画展「Seesaws(シーソーズ)」が開催される。会期は9月11日〜23日。
本展は、19名のアーティストらの視点から、自然と人の関係性に新たな光を投げかけることを試みるもの。植物を素材に用いた作品や、布を支持体とした表現など、多様な素材と技法の作品が紹介されるという。


また、作品の背景には、撒かれた種から植物が芽生え、それを食べて育った蚕や羊から糸が紡がれ、紡がれた糸で裁縫が施されるなど、自然の循環と人の営みが連続する過程も見出すことができる。自然との関わりを見つめなおすことは、自らの存在の基盤に想いを馳せ、現代社会でどのように生きるかという根源的な問いに向きあうことにもつながるだろう。
タイトルの「Seesaws」は、ゆれ動く時代に変化する価値観のバランスを象徴すると同時に、「She saw(彼女は見た)」という響きを内包している点にも注目したい。
出展アーティストは、Anais-Karenin、碓井ゆい、薄久保香、遠藤文香、木村亜津、清川あさみ、小林万里子、スクリプカリウ落合安奈、鈴木初音、竹村京、平野真美、藤瀬朱里、松本千里、Mona Sugata、門馬さくら、山﨑萌子、山田愛、Yu Sora、Yuri Iwamoto。ゲストキュレーターは板橋令子。


