アレックス・カッツの個展「Four Seasons」がSCAI PIRAMIDEで開催。90年代以来の東京での公式個展
東京・六本木のSCAI PIRAMIDEでアレックス・カッツの個展「Four Seasons」が開催される。会期は8月29日〜10月18日。

東京・六本木のSCAI PIRAMIDEで、今年98歳を迎えるペインター、アレックス・カッツの個展「Four Seasons」が開催される。会期は8月29日〜10月18日。
アレックス・カッツは、1927年ニューヨーク・ブルックリン出身。54年に作品を発表し始め、以来、絵画、ドローイング、彫刻、版画など、様々な作品を生み出してきた。初期の作品は、テレビ、映画、広告など、ミッドセンチュリー期のアメリカの文化や社会の様々な側面からインスピレーションを得ており、過去半世紀において、確固たる画家としての地位を確立した。特徴的なストローク、多様な色彩、洗練された構図を駆使し、抽象と具象の両方の側面を併せ持つ、独特なリアリズムを生み出している。
おもな展覧会に、「Seasons」(ニューヨーク近代美術館、2024)、「Claire, Grass and water」(ベニス、ジョルジョ・チーニ財団、2024)、「Wedding Dress」 (ポートランド美術館、2023)、「Gathering」 (ソロモン・R・グッゲンハイム美術館、ニューヨーク、2022)、「Alex Katz」 (フォーサン・ファンデーション、上海、2020)、「Focus on Alex Katz」(ダラス美術館、2019)、「Alex Katz at the Met」 (メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2015)、「Artist Rooms」(テートモダン、ロンドン、 2014)など。作品は世界各国の主要美術館に収蔵されている。