EXHIBITIONS
MES「カイ/KA-I」
Gallery & Restaurant 舞台裏で、アーティストデュオ・MESによる個展「カイ/KA-I」が開催される。キュレーターは齋木優城。
同廊は2023年11月の開業以来、絵画や写真、映像、インスタレーションなど、幅広い現代芸術を紹介してきた。その活動のなかで、とくにキュレーターの齋木は、芸術と社会の交差性に着目した展覧会づくりを行っている。本展に参加するMESは、新井健と谷川果菜絵によって結成されたアーティストデュオである。ふたりが東京藝術大学在学中の2015年より活動を開始し、今年で活動10周年を迎える。
MESは、ナイトクラブにおけるレーザーVJのパフォーマンスで注目を集め、その後もクラブカルチャー、現代美術の領域を横断しながら作品を発表し続けている。近年の個展として、緊急事態宣言下の国会議事堂に中指の形のレーザーを投影した作品を発表した「DISTANCE OF RESISTANCE / 抵抗の距離」(2021、TOH)、停戦のメッセージを象ったワックスに火を灯すパフォーマンスでガザ侵攻への抵抗を訴えた「祈り/戯れ/被虐的な、行為 P-L/R-A/E-Y」(2024、CON_)などがある。
また、メキシコシティでの「URBAN GAZE」展(2024、APRDERESP)への参加、日本の若手アーティストとキュレーターの国際的な活躍を目的とする「JUMP アーティスト+キュレーター国際協働プログラム」選出によるロサンゼルス現代美術館との共同展示(会期未定)など、日本国外にも活躍の場を広げている。
MESは、かねてより宮城県の養豚場でリサーチを行い、「陸路(スピルオーバー#1)」(2024、アートセンターBUG)などを通じて作品を発表してきた。今回の展示においては、同養豚場での取材から着想を得たインスタレーションを発表。展開されるのは、人間と動物/支配と被支配という二項対立に疑問を投げかけ、食肉や飼育をめぐる身体感覚を問い直す作品群が展開される。
同廊は2023年11月の開業以来、絵画や写真、映像、インスタレーションなど、幅広い現代芸術を紹介してきた。その活動のなかで、とくにキュレーターの齋木は、芸術と社会の交差性に着目した展覧会づくりを行っている。本展に参加するMESは、新井健と谷川果菜絵によって結成されたアーティストデュオである。ふたりが東京藝術大学在学中の2015年より活動を開始し、今年で活動10周年を迎える。
MESは、ナイトクラブにおけるレーザーVJのパフォーマンスで注目を集め、その後もクラブカルチャー、現代美術の領域を横断しながら作品を発表し続けている。近年の個展として、緊急事態宣言下の国会議事堂に中指の形のレーザーを投影した作品を発表した「DISTANCE OF RESISTANCE / 抵抗の距離」(2021、TOH)、停戦のメッセージを象ったワックスに火を灯すパフォーマンスでガザ侵攻への抵抗を訴えた「祈り/戯れ/被虐的な、行為 P-L/R-A/E-Y」(2024、CON_)などがある。
また、メキシコシティでの「URBAN GAZE」展(2024、APRDERESP)への参加、日本の若手アーティストとキュレーターの国際的な活躍を目的とする「JUMP アーティスト+キュレーター国際協働プログラム」選出によるロサンゼルス現代美術館との共同展示(会期未定)など、日本国外にも活躍の場を広げている。
MESは、かねてより宮城県の養豚場でリサーチを行い、「陸路(スピルオーバー#1)」(2024、アートセンターBUG)などを通じて作品を発表してきた。今回の展示においては、同養豚場での取材から着想を得たインスタレーションを発表。展開されるのは、人間と動物/支配と被支配という二項対立に疑問を投げかけ、食肉や飼育をめぐる身体感覚を問い直す作品群が展開される。