EXHIBITIONS
夏季特別展
日本画のレジェンド 川端龍子と東京画壇の画家たち
併催:夏の横山大観コレクション選
足立美術館で、夏季特別展「日本画のレジェンド 川端龍子と東京画壇の画家たち」が開催されている。
川端龍子(1885~1966)は、洋画を学んだのち日本画に転向し、日本美術院(院展)を舞台に、自由かつ大胆な着想にもとづく意欲作を発表。1928年に院展を脱退し、翌年に自ら青龍社を創設。床の間ではなく、展覧会の会場で鑑賞する芸術を追求し、力強い筆致と豊かな色彩を持った独自の画境を拓いた。
龍子が生誕140年を迎える本年、同館が所蔵する龍子作品全8点に加え、東京画壇で活躍した画家たちの作品を紹介する特別展を開催。日本美術院の画家である安田靫彦や前田青邨、青龍社に参加した落合朗風、院展、官展、青龍展の垣根を越え、龍子とともに三人展を開催した横山大観と川合玉堂など、龍子をとりまく巨匠たちの作品を展示。近代の東京画壇の名品の数々を見ることができる。
また、同時開催として「夏の横山大観コレクション選」も開催。四季の移ろいを細やかな視点でとらえた花鳥画や、広がりを感じさせる風景画、さらに日本の象徴である富士を力強く表した作品など、横山大観の多彩な作品を展示。大観が追い求めた美の世界を見ることができる。
川端龍子(1885~1966)は、洋画を学んだのち日本画に転向し、日本美術院(院展)を舞台に、自由かつ大胆な着想にもとづく意欲作を発表。1928年に院展を脱退し、翌年に自ら青龍社を創設。床の間ではなく、展覧会の会場で鑑賞する芸術を追求し、力強い筆致と豊かな色彩を持った独自の画境を拓いた。
龍子が生誕140年を迎える本年、同館が所蔵する龍子作品全8点に加え、東京画壇で活躍した画家たちの作品を紹介する特別展を開催。日本美術院の画家である安田靫彦や前田青邨、青龍社に参加した落合朗風、院展、官展、青龍展の垣根を越え、龍子とともに三人展を開催した横山大観と川合玉堂など、龍子をとりまく巨匠たちの作品を展示。近代の東京画壇の名品の数々を見ることができる。
また、同時開催として「夏の横山大観コレクション選」も開催。四季の移ろいを細やかな視点でとらえた花鳥画や、広がりを感じさせる風景画、さらに日本の象徴である富士を力強く表した作品など、横山大観の多彩な作品を展示。大観が追い求めた美の世界を見ることができる。