ミカタがあれば民具はおもしろい。加藤幸治が語る「みんぱく創設50周年記念特別展『民具のミカタ博覧会』」と「ヴァナキュラー・比較文化論」
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第32回は、国立民族学博物館で開催中の「みんぱく創設50周年記念特別展『民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素』」と、武蔵野美術大学 美術館・図書館での共催企画展「ヴァナキュラー・比較文化論―国立民族学博物館・特別展サテライト展示―」(ともに〜6月3日)を取り上げる。様々な視点から民具を観察する「ミカタ」を提示する本展はどのようにつくられたのか? 本展監修者のひとりである加藤幸治が語る。
