泉屋博古館がリニューアル開館。戦後モダニズム建築とともに住友コレクションの傑作を楽しむ
京都・鹿ヶ谷の泉屋博古館が、約1年間の改修工事を経て、4月26日にリニューアルオープン。「中国青銅器の時代」(青銅器館、4月26日〜8月17日)と「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」(企画展示室、4月26日〜6月8日)の2つの展覧会も開幕する。

京都・鹿ヶ谷の泉屋博古館が、約1年間の改修工事を経て、4月26日にリニューアルオープン。こけら落としとして「中国青銅器の時代」(青銅器館、4月26日〜8月17日)と「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」(企画展示室、4月26日〜6月8日)の2つの展覧会も開幕する。

泉屋博古館は1960年、住友家旧蔵の美術品を保存・公開するため財団法人として設立。その10年後の70年に京都本館1号館(青銅器館)が竣工、86年には2号館も竣工した。同館のコレクションの中核をなすのは15代当主・春翠が収集した青銅器となっている。

外観に大きな変更はないものの、門から館に向かう石畳はリニューアルされ、車椅子やベビーカーが通れるバリアフリー構造となっている。また、エントランスには、現代のニーズに対応する大きなインフォメーションカウンターを設置。インバウンドをはじめとした観光客の大きな荷物を預けることも可能だ。また、新たに設けられたグッズコーナーでは同館のオリジナルグッズが取り扱われる。
