MoMAも所蔵。ドコモの絵文字が提供終了へ
NTT DOCOMOが1999年よりサービスを開始した「ドコモ絵文字」が提供を終了。6月下旬以降に発売する機種から、順次使用が不可となる。

NTT DOCOMOが、1999年より携帯電話に導入した「ドコモ絵文字」の提供を終了。6月下旬以降に発売する機種から、使用が不可となる。
この絵文字の開発は、95年にNTTドコモに入社し、「iモード」生みの親としても知られている栗田穣崇の監修のもと行われた。当初の絵文字は176種類のセット。12×12ピクセルで表現された絵文字は、デジタルコミュニケーションに大きなインパクトを与え、その後の様々な絵文字にも大きな影響を与えた。その後、「絵文字」は「Emoji」として世界中で受け入れられ、現在ではMoMAがこの絵文字を「新たな視覚言語発展の種」として「Architecture and Design」部門で収蔵している。
この絵文字は、2025年6月下旬以降に発売する機種から、順次提供を終了する。