今週末に見たい展覧会ベスト11。近藤亜樹から岡﨑乾二郎まで
今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

もうすぐ閉幕
近藤亜樹:我が身をさいて、みた世界は(水戸芸術館 現代美術ギャラリー)

2012年に画家としてデビューして以来、躍進を続ける近藤亜樹の国内の公立美術館で二度目となる個展「近藤亜樹:我が身をさいて、みた世界は」が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで5月6日まで開催されている。レポート記事はこちら。
今回の個展では、22年以降に制作された作品24点と、本展のために制作された新作64点のあわせて88点が並ぶ。展示構成は、1990年に水戸芸術館が開館した当時、磯崎新アトリエに勤務し、現場責任者として設計から竣工にまで関わった青木淳が手がけた。
会期:2025年2月15日〜5月6日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
電話番号:029-227-8111
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は17:30まで
休館日:月、2月25日(2月24日、5月5日は開館)
料金:一般 900円 / 高校生以下、70歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー(国立歴史民俗博物館)

千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で、江戸末期から明治初期までの錦絵を紹介し、その歴史資料的な側面に光を当てる企画展示「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」が5月6日に閉幕する。レポート記事はこちら。
本展では江戸時代末期から明治初期にかけての、戊辰戦争などの戦争や動乱、大地震、疫病の流行、多くの人々を集めた寺社の開帳や見世物、あるいは人々を熱狂させた流行現象など、激動する時代の諸相を描いた錦絵を展示。その歴史資料的側面に光を当てる。
会期:2025年3月25日~5月6日
会場:国立歴史民俗博物館
住所:千葉県佐倉市城内町117
電話番号:050-5541-8600
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) ※開館日・開館時間を変更する場合がある
休館日:月(月曜日が休日にあたる場合は開館し、翌日休館)
観覧料:一般 1000円 / 大学生 500円 / 高校生以下 無料