2025.4.2

岐阜県美術館で第1回「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」展が開催。国立美術館と開催館のコレクションに光を当てる

全国の美術館などと協働し、国立美術館のコレクションを活用する連携事業「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」。その第1回目となる企画展「大正・昭和 'モード' の源泉」が岐阜県美術館で開催される。

杉浦非水 トモエ石鹸 1926 国立工芸館藏
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 全国の美術館などと協働し、国立美術館のコレクションを活用する連携事業「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」。その第1回目となる企画展「大正・昭和 'モード' の源泉」が岐阜県美術館で開催される。会期は11月15日~2026年2月15日。

 この事業は、地域におけるアートの鑑賞機会の充実と美術館の展示・調査研究活動の活性化に貢献することを目指すもので、国立美術館のコレクションに開催館のコレクションを加えて構成した、高いテーマ性をもつ展覧会の企画を、担当国立美術館、開催館、国立アートリサーチセンター(NCAR)らが主催として実施。2023年に行われた初めての公募で岐阜県美術館が選ばれ、今回の企画展の開催に至った。

 本展は、現代デザインの礎をつくったと言える大正から昭和にかけての工芸・デザインに焦点を当て、アール・ヌーヴォー、アール・デコのエッセンスを日本固有の感性に融合させた家具や金工、ガラス工芸、グラフィックデザインなどを、国立工芸館と岐阜県美術館のコレクションにより紹介するものだ。

岐阜県美術館 外観

 ほかにも同様の事業として、開催館のコレクションに国立美術館の所蔵作品1点から数点を加えて構成したテーマ展示の企画を、全国の美術館などから募集し、採択された応募館を開催館として実施する「国立美術館 コレクション・プラス」がある。こちらも本年度は富山県美術館(担当国立館:国立国際美術館、7月17日~10月28日)をはじめ、長野県立美術館(担当国立館:京都国立近代美術館、8月2日~10月7日)、北海道立釧路芸術館(担当国立館:東京国立近代美術館、11月1日~12月14日)で開催が予定されている。