2024.10.4

歌舞伎町でオールナイトのアートイベント「BENTEN」開催へ。芸術監督はChim↑Pom from Smappa!Group

11月2日〜11月4日の3夜にわたり、歌舞伎町で新たなアートイベント「BENTEN 2024」が開催される。芸術監督はChim↑Pom from Smappa!Group。

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 11月2日〜11月4日の3夜にわたり、歌舞伎町で新たなオールナイトのアートイベント「BENTEN 2024」が開催される。芸術監督はChim↑Pom from Smappa!Group。キュレーターはChim↑Pom from Smappa!Group、山本裕子(ANOMALYディレクター)、涌井智仁(アーティスト)、権祥海(東京都現代美術館学芸員)。

  タイトルの「BENTEN」は、歌舞伎町公園/歌舞伎町弁財天に由来するもの。会場となるのは、プロジェクト型展覧会「ナラッキー」(2023)の舞台となった王城ビルをはじめ、新宿歌舞伎町能舞台、デカメロン、WHITEHOUSE、東京砂漠(旧芸術公民館)など、歌舞伎町エリアに近年続々とオープンしてきた個別のスペース。これらを「アートの生態系としてつなげ、歌舞伎町界隈がすでに独自の芸術地区として成立していることを可視化する」という。

王城ビル内部

 王城ビルではチェン・ティエンジュオが王城ビルの2フロアを用いて大規模なインスタレー ションを展開するほか、会田誠らが「アー横」と題したイベントに参加。またWHITEHOUSEでは篠田千明による新作の演劇公演と展示が、新宿歌舞伎町能舞台では渡辺志桜里+加藤眞悟+安田登+ドミニク・チェンによる新作能の映像インスタレーションが行われるほか、新宿二丁目某所では、哲学者・千葉雅也が書き下ろし、荒川ナッシュ医展(国立新美術館)のインスタレーションに寄稿された短い戯曲『サマー・レンタル』を俳優たちが路上パフォーマンスするという。