瀬戸内エリアの展覧会を効率的に周遊できるツアーベスト5
「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催に際して、香川・岡山・兵庫3県の8つの美術館が連携した「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトが開催中。対象展覧会を効率的に周遊できるツアーがおすすめだ。

4月18日から開催されている「瀬戸内国際芸術祭2025」(春会期:4月18日〜5月25日、夏会期:8月1日〜8月31日、秋会期:10月3日〜11月9日)。その広域連携事業として今年初めて、「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトが開催されている。
これは、香川・岡山・兵庫3県の8つの美術館で日本人の現代アーティストによる作品を中心とした展覧会を行うというもの。参加美術館は、香川県4館 (香川県立ミュージアム、高松市美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 MIMOCA、直島新美術館)、岡山県2館 (岡山県立美術館、大原美術館)、兵庫県2館 (兵庫県立美術館、横尾忠則現代美術館)。注目すべきは、これらを効率的に周遊できる5種類ものツアーが用意されている点だ。
ツアーは、近隣の美術館を回るツアーと、アーティスト別のツアーがあり、全てのコースに鑑賞ガイドが同行し、外国人旅行者への通訳案内士によるサポートも充実。いずれも初日は朝、新大阪・岡山を出発し、最終日の夕刻に岡山・新大阪に戻る行程で、美術館だけでなく周辺の観光も含まれる。その土地ならではの食事、快適な宿泊先もセットなのが嬉しい。
安藤忠雄建築観賞コース

神戸から淡路島、直島に点在する一連の安藤忠雄建築を網羅するツアー。これだけの数の安藤建築を一気に見ることはなかなかできないため、建築ファンは、要注目だ。
出発日:9月17日(水)、10月7日(火)、29日(水)、11月5日(水)、11日(火)、20日(木)
旅行代金:220,000円~310,000円(税込)
[1日目]
JR新大阪駅―うめきた「VS.」(鑑賞)―こども本の森 中之島(鑑賞)―神戸(昼食)―兵庫県立美術館(鑑賞)―国営明石海峡公園・淡路夢舞台(鑑賞)―淡路島(夕食・泊)
【宿泊先】グランドニッコー淡路(スーペリアツイン 39㎡)

[2日目]
ホテル(朝食)―本福寺水御堂―高松(昼食)―高松港~(フェリー)~宮浦港―ANDO MUSEUM(鑑賞)・家プロジェクト(角屋・護王神社など鑑賞)…直島新美術館(鑑賞)―直島(夕食・泊)
【宿泊先】ベネッセハウス パーク棟(パークツイン 28㎡)

[3日目]
ホテル(朝食)―ヴァレーギャラリー…李禹煥美術館(鑑賞)―ベネッセハウスミュージアム(鑑賞・昼食)-地中美術館(鑑賞)―宮浦港~(フェリー)~宇野港―JR岡山駅16:30頃+(新幹線)+JR新大阪駅17:35頃


