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特集展示

辰馬考古資料館の名品―鉄斎との交友、考古学に寄せるまなざし―

重要文化財《袈裟襷文銅鐸(鹿谷寺銅鐸・辰馬416号鐸)》大阪府南河内郡太子町鹿谷寺出土 辰馬考古資料館

 京都市の京都国立博物館平成知新館で、特集展示「辰馬考古資料館の名品―鉄斎との交友、考古学に寄せるまなざし―」が開催されている。会期は9月6日まで。

 辰馬考古資料館は、兵庫県西宮市にある考古資料館で、辰馬悦蔵(1892~1980)によって設立。京都帝国大学で考古学を修めた悦蔵は、家業である酒造業の傍ら、考古資料の蒐集・保全に尽力した。収蔵品は銅鐸を中心に、縄文土器・土偶・銅鏡など幅広く、悦蔵の高い見識が反映されている。また、資料館には悦蔵の祖父・辰馬悦叟(1835~1920)と親交のあった富岡鉄斎(1836~1924)をはじめとする絵画作品も多く収蔵されている。

 本展では、辰馬考古資料館の収蔵品を通して、実業に携わりつつ美術・考古学に深い造詣を示した悦叟、悦蔵の眼差しを紹介。辰馬家の収集活動と考古学・美術への関心をたどる。なお、会期中に一部作品の展示替えが行われる。