EXHIBITIONS

とっておきをひらく―さいたまをめぐる美術

2026.04.18 - 06.21

小松崎邦雄《一隅の世界》(1967)うらわ美術館

 うらわ美術館で「とっておきをひらく―さいたまをめぐる美術」が開催されている。

 かつて同館の周辺地域には多くの芸術家たちが暮らしていた。昭和初期には40名以上の画家がこの地に集ったとも言われており、人々との交流のなかで数々の作品と物語が生まれた。彼らの存在は「浦和絵描き」とも呼ばれ、現在もまちの人々の記憶のなかに息づいている。

 本展では、芸術家たちを支え、さいたまの文化を育んできた人々や企業が所蔵する作品に注目。個人の自宅で日々の暮らしとともに受け継がれてきた絵や、企業の社屋や公共施設を彩ってきた作品など、地域の人々が守り伝えてきた美術作品をうらわ美術館の収蔵品とともに紹介する。

 また、「浦和絵描き」にまつわる地域の記憶やエピソードにも目を向けながら、地域に根づいた美術の姿をたどる。個人宅や企業で受け継がれてきた、普段は目にする機会の少ない作品が一堂に会する機会となっている。