EXHIBITIONS
生誕120年『てぶくろ』の画家ラチョフと民話絵本の世界
ちひろ美術館・東京で「生誕120年『てぶくろ』の画家ラチョフと民話絵本の世界」が開催されている。
エフゲーニー・ラチョフ(1906〜97)はロシア・トムスク生まれ。幼少期をシベリアで過ごす。1928年にクバン美術師範学校を卒業し、翌年キーウの出版社で挿し絵を描き始めた。36年にモスクワの児童文学出版社の招致を受けて移住し、動物絵本の制作に取り組む。第二次世界大戦従軍を経て、戦後、動物たちに人間的性格を重ねた表現を取り入れた民話絵本を発表。ウクライナ民話絵本『てぶくろ』で知られ、動物民話の描き手として活躍した。
本展は、ラチョフの生誕120年を記念して開催されている。『てぶくろ』の原画を含むラチョフの全コレクション作品32点を展示し、その活動を紹介する。
ラチョフが生きたのは、ふたつの世界大戦と革命、世界初の社会主義国家の誕生と崩壊という激動の時代であった。今回の展示では、ちひろ美術館コレクションのなかから、ラチョフと同時代を生きた作家の作品もあわせて展示。伝統的な民衆芸術の様式を民話絵本に描いたタチヤーナ・マーヴリナ、スターリンの独裁が終わり検閲が解かれた1960年代に活動したマイ・ミトゥーリッチ、ヴィクトル・ドゥヴィードフらの作品を通して、民話絵本の表現を見ることができる。
エフゲーニー・ラチョフ(1906〜97)はロシア・トムスク生まれ。幼少期をシベリアで過ごす。1928年にクバン美術師範学校を卒業し、翌年キーウの出版社で挿し絵を描き始めた。36年にモスクワの児童文学出版社の招致を受けて移住し、動物絵本の制作に取り組む。第二次世界大戦従軍を経て、戦後、動物たちに人間的性格を重ねた表現を取り入れた民話絵本を発表。ウクライナ民話絵本『てぶくろ』で知られ、動物民話の描き手として活躍した。
本展は、ラチョフの生誕120年を記念して開催されている。『てぶくろ』の原画を含むラチョフの全コレクション作品32点を展示し、その活動を紹介する。
ラチョフが生きたのは、ふたつの世界大戦と革命、世界初の社会主義国家の誕生と崩壊という激動の時代であった。今回の展示では、ちひろ美術館コレクションのなかから、ラチョフと同時代を生きた作家の作品もあわせて展示。伝統的な民衆芸術の様式を民話絵本に描いたタチヤーナ・マーヴリナ、スターリンの独裁が終わり検閲が解かれた1960年代に活動したマイ・ミトゥーリッチ、ヴィクトル・ドゥヴィードフらの作品を通して、民話絵本の表現を見ることができる。

