EXHIBITIONS
特別展
舟と人類―アジア・オセアニアの海の暮らし
国立民族学博物館で、特別展「舟と人類―アジア・オセアニアの海の暮らし」が開催される。
人類史において舟やカヌーの出現とその本格的な利用は、ホモ・サピエンス以降に始まったことだとされている。本展では、人類史的な視点もふまえ、同館が所蔵してきたアジアやオセアニアの海域世界における多様な舟を紹介する。
舟がメインとなる1階展示では、人類が最初に建造し利用した舟は何かという問いから、樹皮、草、動物の皮、丸木など多様な素材を浮力にし、現代まで利用されてきた舟たちも紹介。そのほか、古代日本の舟として埴輪や出土した板材に注目しつつ、北太平洋や南太平洋圏に進出した人類が考案し、利用してきた舟たちが勢揃いする。
さらに今回の展示では、人々が舟を使ってどのように暮らしてきたのかにも注目し、舟の建造、推進、漁撈や交易における利用、そしてあの世とこの世を行き来する精神世界における舟の役割についても取り上げられる。
2階展示では、これらのテーマに関わる道具類を実際に触ってその感触を体験してもらうコーナーや、航海の様子をVR映像で体験してもらうコーナーを楽しむことができる。
人類史において舟やカヌーの出現とその本格的な利用は、ホモ・サピエンス以降に始まったことだとされている。本展では、人類史的な視点もふまえ、同館が所蔵してきたアジアやオセアニアの海域世界における多様な舟を紹介する。
舟がメインとなる1階展示では、人類が最初に建造し利用した舟は何かという問いから、樹皮、草、動物の皮、丸木など多様な素材を浮力にし、現代まで利用されてきた舟たちも紹介。そのほか、古代日本の舟として埴輪や出土した板材に注目しつつ、北太平洋や南太平洋圏に進出した人類が考案し、利用してきた舟たちが勢揃いする。
さらに今回の展示では、人々が舟を使ってどのように暮らしてきたのかにも注目し、舟の建造、推進、漁撈や交易における利用、そしてあの世とこの世を行き来する精神世界における舟の役割についても取り上げられる。
2階展示では、これらのテーマに関わる道具類を実際に触ってその感触を体験してもらうコーナーや、航海の様子をVR映像で体験してもらうコーナーを楽しむことができる。