EXHIBITIONS
川端実|色とかたちの間に — 東京・ニューヨーク
ICHION CONTEMPORARYで「川端実|色とかたちの間に — 東京・ニューヨーク」が開催される。
川端実(1911〜2001)は、東京美術学校で藤島武二に師事し油彩を学んだのち、1939年に渡仏。戦争の影響でニューヨークに移動し、41年に帰国を余儀なくされた。戦後は日本アブストラクト・アート・クラブを設立するなど前衛美術の中心的存在として活動し、58年以降はニューヨークを拠点に、抽象表現主義と日本的な造形感覚を融合させた作品を制作。グッゲンハイム国際展での受賞や、ベティ・パーソンズ画廊との契約を通じて国際的な評価を確立した。
本展では、50年代後半から80年代以降にいたる川端の代表的な作品群を通して、その創作の軌跡をたどる。初期の紙作品に見られるストロークの実験から、大画面における構成的探究、さらには色彩と形態の統合を追求した70年代以降の作品、そして80年代の洗練された造形表現までが網羅される。
川端実(1911〜2001)は、東京美術学校で藤島武二に師事し油彩を学んだのち、1939年に渡仏。戦争の影響でニューヨークに移動し、41年に帰国を余儀なくされた。戦後は日本アブストラクト・アート・クラブを設立するなど前衛美術の中心的存在として活動し、58年以降はニューヨークを拠点に、抽象表現主義と日本的な造形感覚を融合させた作品を制作。グッゲンハイム国際展での受賞や、ベティ・パーソンズ画廊との契約を通じて国際的な評価を確立した。
本展では、50年代後半から80年代以降にいたる川端の代表的な作品群を通して、その創作の軌跡をたどる。初期の紙作品に見られるストロークの実験から、大画面における構成的探究、さらには色彩と形態の統合を追求した70年代以降の作品、そして80年代の洗練された造形表現までが網羅される。