2025.7.8

チームラボ、京都の新拠点「バイオヴォルテックス京都」が10月開館へ

チームラボが、京都駅東南部エリアに新たな常設ミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」を10月にオープン。チケット販売は8月よりスタートする。

チームラボ Massless Amorphous Sculpture © チームラボ ※参考画像
前へ
次へ

 今秋、京都にオープンが予定されているチームラボの新たな常設ミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」が、10月に開館することが発表された。チケットは8月より、公式ウェブサイトにて販売が開始される予定である。

 本施設は、京都市が推進する「京都駅東南部エリアプロジェクト」の一環として、市有地に設置・運営される。「新たな価値を生み出す創造・発信拠点」を目指し、京都・大阪に拠点を持つ複数の企業とチームラボが連携。アートとテクノロジーを融合させた複合文化施設として整備が進められている。

 ミュージアムでは、チームラボの代表作に加え、日本未公開の新作も多数展示予定。来場者は、没入型の体験を通じて、視覚や感覚を刺激する多様な作品群を体感することができる。

チームラボ The Eternal Universe of Words © チームラボ ※参考画像

 展示作品のひとつ《The Eternal Universe of Words》は、無限に広がる空間に文字が書かれ続け、各文字の発音が重なり合って朗唱のように響き渡るインスタレーション。2021年に無観客で開催された「祈り」展のために制作された作品である。

チームラボ 呼応するランプの森:One Stroke - Fire © チームラボ ※参考画像

 また、《呼応するランプの森:One Stroke - Fire》は、ランダムに配置されたランプが鑑賞者や他者の動きに反応し、光の連鎖を生み出すインタラクティブな作品。かつてお台場の「チームラボボーダレス」で展示されていた人気作が、京都で再び公開される。

 そのほか、空間を漂うような巨大彫刻《Massless Amorphous Sculpture》、光と闇の球体が交差する《質量のない太陽と闇の太陽》、時空間の構成によってひとつの存在が現れる《Morphing Continuum》、観客の足跡が作品の一部となる《Traces of Life》など、様々な作品が順次公開される予定だ。

チームラボ Massless Amorphous Sculpture © チームラボ ※参考画像
チームラボ Morphing Continuum © チームラボ ※参考画像