特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」To the Moon and Beyondが日本科学未来館で開催。「アルテミス計画」に関する最新の展示も
日本科学未来館で「特別展『深宇宙展~人類はどこへ向かうのか』To the Moon and Beyond」が開催される。会期は7月12日~9月28日。

日本科学未来館(以下、未来館)で「特別展『深宇宙展~人類はどこへ向かうのか』To the Moon and Beyond」が開催される。会期は7月12日~9月28日。
アポロ計画からおよそ半世紀が経過した現在、人類はかつてない宇宙探査の時代を迎えている。有人月面探査「アルテミス計画」が進行中であるなど、再び月に宇宙飛行士を送り、将来的に火星の有人探査を行うという人類の夢が現実になろうとしているのだ。
本展は、JAXA、国立天文台、東京大学をはじめとする日本の主要な宇宙研究開発機関に加え、宇宙開発に携わる多くの企業・団体の協力により実現するものとなる。アルテミス計画のために日本が開発している有人月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型を世界で初公開するほか、「はやぶさ」「はやぶさ2」が持ち帰った貴重な粒子や「H3ロケット」の最先端部フェアリングの実物大模型、大画面で体感する火星ツアー、最新宇宙探査技術とその成果など、新時代の取り組みを一堂に集結させて紹介するという。



ほかにも会場では、日本の民間人で初めて国際宇宙ステーション滞在を果たした前澤友作が搭乗したソユーズ宇宙船(帰還モジュール)の実機を特別展示するほか、子供にもわかりやすい解説や体験コーナーも多数設置されるという。人類の新たな宇宙への挑戦を、ぜひこの未来館で体感してみてほしい。

